ドラァグクイーンの映画のオススメ3選!見れる場所も紹介!

華やかな衣装、圧巻のパフォーマンス、心を揺さぶる物語。ドラァグクイーン映画は、エンターテインメント性だけでなく、自己表現や多様性の大切さを伝えてくれます。

本記事では、初心者にもおすすめの3作品と視聴方法を紹介します。

ドラァグクイーン映画の魅力とは?

ドラァグクイーン映画は、個性的な衣装やメイク、エネルギッシュなパフォーマンスが魅力です。さらに、自己表現やアイデンティティの葛藤が描かれ、共感を呼ぶストーリーが多くあります。

LGBTQ+文化や歴史を学ぶ機会にもなり、偏見や差別と向き合う登場人物の姿が印象に残ります。エンタメとして楽しみながら、多様な価値観に触れられるのが魅力です。​

ドラァグクイーン映画のおすすめ3作品

何から観ればいいか迷ったら、まずはこの3作品。ロードムービー、ロックミュージカル、実話を基にした感動作など、異なる魅力を楽しめます。

ロードムービーの傑作!『プリシラ』

『プリシラ』(1994年)は、ドラァグクイーン映画の代表作。シドニーのドラァグクイーン、ティック(ヒューゴ・ウィーヴィング)とアダム(ガイ・ピアース)、トランスジェンダー女性のバーナデット(テレンス・スタンプ)が、砂漠の奥地アリススプリングスでのショーに向かうロードムービーです。

彼らは旅の途中、偏見に直面しながらも、ユーモアとパフォーマンスで乗り越えていきます。第67回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した華やかな衣装と音楽が魅力です。

ロックミュージカルの傑作『ヘドウィグ』

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2001年)は、カルト的人気を誇るロックミュージカル映画です。監督・主演を務めたジョン・キャメロン・ミッチェルが、アイデンティティに揺れる主人公ヘドウィグを熱演。

東ドイツ出身のヘドウィグは、性別適合手術の失敗で中途半端な状態のままアメリカへ渡ります。ロックバンド「アングリーインチ」を結成し、元恋人でスターになったトミー・ノーシスを追いながら、自らの人生を歌にのせて語ります。

サンダンス映画祭で監督賞・観客賞を受賞し、音楽とともに語られるドラマが観る者を惹きつけます。

感動の実話『キンキーブーツ』で描かれる挑戦

 

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『キンキーブーツ』(2005年)は、実話を基にした感動作。経営難に陥ったイギリスの老舗靴工場「プライス&サン」を立て直すため、若き経営者チャーリー(ジョエル・エドガートン)は、ドラァグクイーン向けの特注ブーツ製造を決意します。

カリスマドラァグクイーン、ローラ(キウェテル・イジョフォー)と協力しながら、価値観の違いを乗り越えていく過程が感動を呼びます。ブロードウェイでミュージカル化され、トニー賞6部門を受賞しました。​

どこで観られる?ドラァグクイーン映画の配信情報

映画によって配信状況が異なるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

映画名 見放題配信 レンタル・購入 字幕・吹き替え
プリシラ Amazon Prime Video、U-NEXT Apple TV、Google Play Movies、YouTubeムービー 字幕版のみ
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ U-NEXT、Hulu Amazon Prime Video、Apple TV、Google Play Movies 字幕版のみ
キンキー・ブーツ U-NEXT、Hulu Amazon Prime Video、Apple TV、Google Play Movies 字幕版・吹替版あり

気になる作品があれば、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

ドラァグクイーン映画は、華やかなビジュアルと感動的なストーリーが魅力です。今回紹介した「プリシラ」「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」「キンキーブーツ」は、初心者でも楽しめる名作です。

Amazon Prime Video、U-NEXT、Huluなどで配信されているため、映画を通じてドラァグクイーンの世界に触れてみてください。